2021/06/13

卒業生からの手紙⑧

 

小学校高学年から人間関係がしんどくなり、一度転校しましたがそれでもダメでした。嫌われるのが本当に怖くて、ずっと無理をしていました。

「ASU」では同じような気持ちを持つ仲間がいて、先生達も私の事を考え、理解しようとしてくれました。でもその時はこじらせてしまっていたので、もっと素直になればよかったなと思っています。今振り返ると本当にいい環境でした。「ASU」は今でも心の支えです。

高校でも最初無理して、しんどくなってしまったけど、それでも理解しようとしてくれる友達に出会いました。以前は周りのせいにばかりしていましたが、周りのおかげで今があるので本当に感謝しています。自分から楽しもうとしないとどこに行っても一緒だと痛感しました。

でも、いまだに余計な事を考えてしまう癖が強く、治している途中です。自分を守る事ばかり考えて自分の本当にやりたいことを見失わないように必死に頑張っています。

いろいろな経験をしてわかったことがあります。自分自身で体験して本気で考えたことは自分のものになりました。

私が今思っていることを二つお伝えします。

「言ってもしょうがないこと」と思っても、誰かに聞いてもらうのはよかったです。頭でわかっていてもできないことがたくさんありました。口に出すこと自体が解決に繋がりました。

それと日記を書くのはとっても効果的でした。誰にも言えないことも手軽に書けると思います。今もたまに見返すと客観的になれます。高校の友達ともあと少しでお別れなので、毎日を大切に過ごそうと思います。

 ※大学進学をめざして勉強していらっしゃいます。